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アクリュ寫眞ラボのこと(ZINE exhibition “Mekuru”)



2018年3月3日(土)、4日(日)の2日間開催された、

ZINE exhibition “Mekuru”

無事に終了いたしました。

たくさんの方の作品をみて刺激を受けた2日間。

疲れたけど超楽しかったです。

旧ブログのお友だちにもきていただいて、

本当に、本当に、感謝しております。

さて。

今回の企画展(アクリュ寫眞ラボ)ZINE exhibition “Mekuru”は、「写真」という『趣味』を持つ中で、趣味なんだから楽しければそれでいいという考え方もあるんだけど、どうせ末永く楽しむのなら、その楽しみ方の『幅』を広げたい。そんな思いから、(そんなに大げさでもないけど、自分にとっては思い切って)飛び込んだ写真教室(アクリュ寫眞ラボ)の最後を締めくくるイベントでした。


写真教室(アクリュ寫眞ラボ)は、大阪の心斎橋にあったAcruという皮製品(鞄から雑貨)を取扱うSHOP(2018年池田市に移転。)が開催していたもの。

平成29年9月から12月の間に全9回。先生は、小林菜々美先生。時にオブラートに包みながら辛口(けんさんの写真は綺麗にまとまっていますね。(→なんか面白味ないね。とか)酒飲んで写真組んだ方がいいじゃないのとかW)。

だけど納得してしまう。いろんな「ヒント」「アドバイス」(答えは自分で考えるもの)が、これまでの自分の凝り固まった「固定概念」を覆してくれる。授業終了後も夜遅くまで。休日も生徒たちの声に耳を傾けてくれる非常に熱心な先生でした。

生徒は、7名(全体では12名)。若い方から自分より年上の方まで年齢層も幅広いのですが、ZINE(写真本)を創って展示するという同じ目標を持った人たちだから。写真がどうのこうじゃなくて紙の種類や大きさ、製本で悩んだり。


写真教室(アクリュ寫眞ラボ)のクラスは3つあって、中級クラスに参加。内容は、ZINE(写真本)を創ることを通して写真を編む(組む)楽しさを学ぶというものでしたが、その根幹にあるのが、表面的に美しかったり良いといわれる写真ではなく、自分らしい『表現』を目指して成長すること。心象写真に重きをおいたもの。

受講中も受講後も大いに悩みました。『表現』とは何かについて。まだ確固たる答えは出てないんだけど、なんとなーく、こういうものを撮っていきたいなというものが見え隠れ。そして悩んだ結果、過去記事にも書いてあるんだけど、『趣味』『幅』をこれまでとは違うカタチで大いに広げてくれた。言い換えれば。

「写真」の楽しみ方をより豊かなものにしてくれた。

うんと悩んだ結果のもの。


教室に参加するまでは、写真本(ZINE)なんか・・・。なんて思ったり。昔に撮った写真なんかで創れる訳がないないのではと思ってみたり。ただ結果的には、もちろん写真本(ZINE)を創る事が目的の1つだったけど、自分らしい『写真表現』を探すために写真本を創るというものだったから。終わった今はなんだか清清しい。答え探しはまだまだ続くけど・・・。


そりゃぁ、そんな短期間で自分らしい写真表現を簡単に見つけれるのかどうかということで。最初から分かっていればそれでいいんだけど。またすぐに見つけられる人もいるんだと思いますが、自分には難しかった。言葉にするのも難しかった言葉というのは、単写真に「タイトル」をつけるとかそういうのではなくて、20数枚の写真で構成される「写真本」について、どんな「コンセプト」で写真が集められてて、何を表現しているのかをわかりやすく説明する部分

その「コンセプト」というのは、本来なんでもいいんでしょうけど、自分が撮り続けていく「芯」のようなものであれば、ぶれずに俺はこれを撮っているんだ的な写真本(ZINE)を何冊も創っていけるのでしょう。僕の場合は、それがわかっていないこともあり、結局ストーリーになってしまっています。


言葉にするってのは非常に大切なことで。言葉にすることで見えてくることがある。例えば、自分はなんでブログをするのかってのを言葉にすると。その答えは、WEBに記録するということでは同じなんでしょうけど、じゃあなんのためにWEBに記録するのかってな感じで続けていくと、人によってその答えは全然違うんだと思います。

1つ1つ言葉にしていくと、自分がなぜそれをしているのか、何をしたいのかの答えがみえてくることがある。そんなことどうでもよくて、楽しければそれでよしとひとくくりするのもいいんだけど、自分が起こしている行動には何かしらの理由が必ずあるはずで、答えをださなくてもそう行動しているんだから。話がそれてうざくなってきましたね。やめましょう。


で。

今回の企画展の話です。(長ぇよ。まぁ総括記録ですからW)

4日の日曜日に在廊していたんですが、いろんな事を聞かれたり、コメントをいただきました。まず「写真」。この写真がいいですねとか、この手法いいですねとか。どうやって撮ったんですかとか色々聞かれました。カップルで来て、これがすごくいいとかいってくれたりなんかして。自分の写真を見て笑顔になってくれる人がいて。

普段写真を撮らないその方に、撮り方や何を表現しているかについて一生懸命説明している自分がいました。まぁ作品といえば作品なんでしょうけど、パラパラと雑誌のように見るのがZINEだから。構えて見られないのがよかった。もちろんパラパラパラとみて終わる方もいた。 ただ、何よりも一番感じたのは自分の写真をみてくれた人の、「言葉(感想)」だけではなくて「表情」がみれる場所。どちらももちろんうれしいんだけど、「表情」なんてこれまで見たことがなかったもんだから。素直に感動。

あぁ。

これが展示というものかと。

もちろんメッセージカードも。「心が動いて泣きそうになりました。」そんなメッセージカードももらいました。この人は僕の言いたいことがわかったのかなと。(誰だかわかりませんが、こっちが泣きそうになりましたよ・・・。)※後でわかったんだけどとても良い写真を撮り個展を開催している人。 次に製本と紙の種類。製本は、綴じる部分があったかくていいですねとか。紙の種類は結構言われたのですが、キラキラしていいですね。どうやって見つけたんですかと。まぁ。キラキラしたもので両面印刷ができるものをさがしていたらこの紙に行きついたのです。

ただ。

「表現」の部分は、やっぱりまだまだ全然でダメダメでW。自分の中では、けっこう暗くて寂しいものを創ったつもりなのですが、最後に明るい写真を集めたもんだから。ぜんぜんそんな事ないですよと言われることが多くて意外でした。表現とか、全体を総じて構成されるコンセプトがあまり理解されなくて、やっぱり甘かったということだと思います。

自分としては出すのを躊躇してたくらいだから。同じクラスの方に、これにはこうこうこういう意味があってねとか、この写真はここをみてほしくてねとか。説明して。あぁなるほどと(笑)まぁ、見方は自由だから。写真本の中の1枚の写真を見て何かを感じてくれたら今はそれでうれしいですが、いつか創り手の意図を感じて共感してくれたら。そんな思いでこれからも創っていこうと思います。 さっき説明した招待作家さんの展示にも2つのパターンがありました。1つは、昔に初めて制作されたZINEをタイトルとコンセプトそのままに、紙とか綴じ方とか変えたりして総合的にさらにブラッシュアップしていく方法。まぁ最初の段階からほぼ完成されていたものの完成度を更に高めていくということでしょう。もう1つは、毎回展示会にきていただくお客さまに同じ写真をみていただくよりか、新しいものを見ていただけるようにと新たにZINEを制作された方。それに販売していた方と販売を躊躇していた方。

そう。

答えは自分の中にあって自分で見つけるもので

正解はないのだ。

「写真」という『趣味』とどんなカタチで向き合い、どんなカタチで楽しむか。

僕にはその『幅』が大切なのです。

それと。

撮りたいものは何でも撮るけど、器用貧乏にならないように、

いつかジャンルではないところで、自分はこれを撮っているんです。

といえる『芯』を自信を持って言えるように。

-おしまい-

(あとがき1)

残念ながら。写真教室(アクリュ寫眞ラボ)は、僕たち10期生で終了。今後アクリュ寫眞ラボとしての展示会はありません。上級クラス(写真本を受けたかったけど残念。もっと早くみつければと後悔。ただ先生は、今後アクリュではなくて、また春から心機一転、写真教室を開講されるよう色々準備を頑張ってるみたいだから。その内容と時間によっては、また参加したいと思います。写真教室にも色々あるから自分が何を学びたいかによって受講するものも違うし、受講するまで自分にしっくりくるものかどうかなんてわかんないけど。外に目をむけると、いろんな発見があることもある。

(あとがき2)

在廊が12時~14時で。終了が19時前。終了後のプチ打ち上げまでの間。いったん心斎橋ぶらつく。その間にカメラのナニワで中古レンズを物色。15時半に戻ってきた時にさーちさんとばったり会ってラッキー。16時から周辺の写真ギャラリーを見学。ギャラリーって・・・。誰もいないと一人だと入りずらいね(笑)。中古レンズはPENTAXのTakumar50mmF1.8を6,800円で購入。ヤフオクだと3000円だったけど。まぁ許容範囲。作例をみると虹色フレアが真ん中に「真円」に出るらしい。Induster(プリズムフレア)とかHelios(半円)とかTakumar55mmF1.4とも違う。早く使いたくてうずうず。出せるかなWWW。カタチにばかりこだわるけんさん(←ココがオチ)

#アクリュ寫眞ラボ #acru #アクリュ #Mekuru